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Chinese Painting Workshop~お稽古事に挑戦してみました

本帰国を控えて、もっと自由に自分の興味のある活動に参加してみたいと思い(日にちがぶつかってしまった活動はちょいとお休みして)、YUCHENGCO美術館で催されているチャイニーズペインティング教室に行くことにしました!
こちらを知ったのは、MVPの活動からです♪

当初知らされていた開始時間が変更されて早まっていたにもかかわらず、参加申し込みをしていた私にその知らせが来ておらず、当然ながら初日は遅刻となってしまった私・・・(;^ω^)
しかし、フィリピンではノープロブレムでした(笑)



チャイニーズペインティングとは水墨画のカラー版という感じでしょうか。

まずは先生の描いたお手本を見せてもらいます。
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初日はダリアの花です。


先生がタブレットで色んなダリアの写真も見せてくれます。
ダリアピンクafb36a1471a2996cfd79cc682ac12b1b
ダリアの花を画像であらためて見てみると、ボリュームがあって美しい花なんですよ!!
ダリアは中心側の花弁が筒状になっているのが特徴なのです。


そして、実際に先生がこのお手本と同じ構図の絵を、目の前で新たに描きながら説明をしてくれます。
20160509 096
花の色は変えたりしてね。


説明を補足する各部分の描き方のお手本。
20160509 097
この時は私は分からなかったのですが、こうしたお手本と全く同じ構図で描いて仕上げていくのが定石のようです。


先生の机の上の道具たち。
20160509 100
チャイニーズペーパー(和紙っぽい紙)、絵の具、筆、等々はここで買うことが出来ました。
良い筆はそれなりに高いです。

筆は書道の日本の筆が秀逸だそうです。
売られている絵の具にない色が必要な時は、SAKURAのポスターカラーが良いとのこと!
何かと日本製品がやはりクオリティーが高く、重宝されていることがここでもよく分かりました(⌒∇⌒)


教室では先生が描きながら説明してくれることをよく聞いて(またはスマホなどで撮影して)、持ち帰ったお手本のコピーをもとに自宅で自分で描き、次回の教室にその作品を持参して先生とみんなに見てもらう、という流れでした。


2回目の教室では、前回の宿題の各自の作品を見た後(先生の手直しあり)、同じ花で違う構図プラス小動物が入ります。
20160517 032
小鳥が新登場です!


この日の先生の実演。
20160517 035
この鮮やかな朱色の花びらだけで、美しい~(●^o^●)


これだけで、もう作品として飾りたいくらいにきれいです!
20160517 037
でもね、ダリアは薄めた墨汁で花びらに筋を書き足すのですよ。


お手本と同じ構図でちょっと色を変えて先生が目の前で書いてくれた絵です。
20160517 042
下書きなしにフリーハンドで色を乗せていくので、やはり年季が必要ですね。


3回目は水仙(小さめの花で日本水仙っぽいですね)です。
20160530 330
この時分かったのが、フィリピンではこの花を見たことがある人が少ないという事Σ(・□・;)
なので、水仙を見た事のないフィリピン人が描くと、同じお手本を見ていても違う花になってしまって・・・( ´艸`)


4回目は新たにトンボが登場です。
20160530 337
どうもね、川の水辺に水仙は咲いている設定らしいのですよ。
そこだけちょっと不思議・・・。


この日はほかの構図も描いてくれました。
20160530 344
水耕栽培の水仙といったところでしょうか。


5回目はつつじです。
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白い部分は少しのホワイトのポスターカラーと紙の余白、この濃淡が美しい~。
ただ、この日は私は既に予定が入っていて参加できなかったのかな・・・。


6回目、つつじの色が増えてミツバチも登場です。
20160615 018
こちらはお手本。


そしてお手本と同じ構図でその日先生が描いてくれたのがこちら。
20160615 024
自宅で自分が描くときは、同じ構図だけど色は自分で選べます。


この各パーツのお手本がまた美しいのですよ!
20160605 058
可憐だな~(o^―^o)


ガクの緑色が本物っぽい。
20160605 059
花びらに関しては、描くというよりも、筆に何色かの色を染み込ませてスタンプのように紙に色を乗せるようにするのです。
まだ水分が乾かないうちに、濃い目の色を乗せてちょっとにじませると良い感じ♪


このWorkshopは全部で10回、1回あたりの時間は3時間(午後)、料金は6,500ペソでした。
私は初日に先生に「日本に帰ってしまうので6回しか参加できないから6回分の授業料の支払いで良いですか?」と相談したら、OKしてくれて良かったです(^▽^)

でもやはり本帰国前は忙しくて、行けたのは5回だけだったな~。


 こんな情報でも何かお役に立てたら嬉しいです(●ノω`) 

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こうしてほぼフィリピン人だけの活動に参加してみると、食品事情以外にも「あ~、ここは外国なんだな」と感じることがありました。
フィリピンは南国なので、乳牛やリンゴが育たないからそれらの食品はすべて輸入品になる、すると濁ったタイプの100%リンゴジュースがないから、フィリピン人が飛行機の中や日本に来てこれを飲むとものすごく感激してくれるんですよね!(日本人からしたら、来比当初はなんで牛乳がお店にないのかな、なんてひどくとまどったりしますが(;^_^A)
この教室に通ってみて、いかに日本には世界中の食品も物も花も集まっているかがよく分かった気がしました。
日本では暑い国の花も冷涼な地域の花もありとあらゆる植物を見ることが出来ますものね。
あ、でも動物園だけは、ちょっと日本のは可哀そうかも・・・。

#Yochengco Museum #Chinese Painting #花を描く 
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Re: 美しいですね

> yayanonnyさん
コメント、ありがとうございます♪

大変遅くなりましてすみません💦
またまた嬉しいコメントで大感激です!

美術館にたくさん行かれていますねΣ(・ω・ノ)ノ!
私もアート鑑賞が好きなのですが、日本のように(特に海外作品の)企画展がたくさん開催されるわけではなく、そして博物館・美術館というと戦争時のものが多かったりして、んー、同じところに何度も足を運ぶという事はほとんどなかったですね(;^_^A

でも、美術館の周りの庭園なども魅力の一つなので、天気の違いを楽しむのに同じところにまた行くのも良いかなと思ったことがあります(初回が土砂降りとなったピント美術館ね)。
ランチにどこに行くかを選ぶのも楽しいですから、一人でも旦那様とも同じ美術館に行くのも良いかもしれませんよ(^▽^)

フィリピカも日本人会の活動も、MVPみたいに日本人主体ではない組織の活動も、参加すると人の輪が広がって楽しいですよ!
他にも個人的な集まりでの趣味の活動もありますし(たまたまされている方が知り合いにいれば)、先生を見つけて英会話や楽器を習ったり社交ダンスを始めてみたり・・・。
でもあまり掛け持ちすると、忙しくて大変です(^^;

MVPの活動は、なかなか深くて素晴らしですよ!
個人で美術館に行くのとは違って、解説がついたり、普段は入れないところに案内してくれたり!!
私は英語の説明がちんぷんかんぷんだったので、非常にもったいなかったのでしたが・・・(笑)

アジア開発銀行関係の奥さまや国際結婚された奥さまですと、駐在の方と違って在比歴が長く色々と精通しているので、フィリピンで楽しめる活動を紹介してもらえるかもしれませんね。

ぜひ、5月のフィリピカのオリエンテーションに参加してみてくださいな。
フィリピン食材の料理講習会?は特におすすめなので、この時に日程を確認されると良いですよ。
(日比友好会館?での開催ならば、歩いてすぐですし♪)

カルティマールマーケットが何かと行くことが多いかと思います。
夫の前任者は単身赴任ながらよく行ってはご自分で魚をさばいていたそうです。
私はとうとう刺身用の魚を買って自宅で食することなく帰国しましたが、是非チャレンジしてみてください♪
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Author:PopoPunch
自然と平和を愛する妻のポポです(´ω`)
現在、優しい夫に見守られながら、体力増強中♪
2017年に本帰国しました。

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